理解の一助:UiPath開発のコツ

UiPath(VB .NET Framework)開発で詰まった際に使える、ちょっとしたコツをまとめています。

理解の一助|【DataTable】結合アクティビティで処理を高速に_Inner Join編

<実現できること> 2つのDataTableの行を、指定されたルールに従って結合します。 ループを回しての結合と比べると、「開発工数」や「処理時間」が改善されます。 <実現例> 下記、『受注データ(dt_1)』と『商品マスタ(dt_2)』の2つのDataTableがあるとし…

理解の一助|【エラー対応:DataTable編】System.○○およびSystem.Stringで'△△'操作を実行できません。

<エラー例> DataTableで下記のselectメソッドを実行すると、下記エラーが発生しました。 ◆エラーメッセージ ◆実行処理(DataTableのSelectメソッド) dt_2 = dt_1.Select("[カラム2] Like 'テスト%' ").CopyToDataTable ・変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTa…

理解の一助|【Excel】Excelアプリケーションを使用せず、セルに値を設定する

<手順> ①:「プロセスを開始(StartProcess)」アクティビティでExcelを起動 ②:「ウィンドウにアタッチ(WindowScope)」アクティビティで起動した Excelをアタッチ ③:「文字を入力(TypeInto)」アクティビティで「名前ボックス」をセレクターで で設定し、入…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(特定のセルの値を取得する)

<基本フォーマット①:カラムを列番号で指定> str_1 = dt_1.Rows(int_1).item(int_2).ToString ※Assign(代入)アクティビティで実施 ◆変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTable 全データを格納しているDataTable str_1 String 抽出結果を格納する文字列型の変数 i…

理解の一助|【RPA全般】2_RPAの現在と未来

<RPAには3段階存在する> RPAツールで作成されたロボットには、できることに応じて3段階存在します。 第1段階:定型業務のみ対応 (RPAのみ) 第2段階:非定型業務の一部対応(RPA + AIの一部) 第3段階:非定型業務を完全対応(RPA + AI) <第1段階:定…

理解の一助|【RPA全般】1_RPAとは

<RPAとは> 私が「RPAって何ですか?」と訊かれた際、 RPAとは、 「ホワイトカラーの業務改革の1手段」 と説明しています。 ホワイトカラーの業務改革には、既に次のような手段が一般的となっています。 ・正社員、派遣社員を雇う ・BPO(アウトソーシング…

理解の一助|【DataTable】データから一意のマスタを作成する

<基本フォーマット> ①:dv_1 = dt_1.DefaultView ②:dt_2 = dv_1.ToTable("●●●",▲▲▲,"■■■",…) ※Assign(代入)アクティビティで実施 ◆変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTable 全データを格納しているDataTable dt_2 DataTable 抽出結果を格納するDataTable dv_1…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(部分一致、あいまい検索)

<基本フォーマット> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] LIKE '▲▲▲%' ").CopyToDataTable ※Assign(代入)アクティビティで実施 ◆変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTable 全データを格納しているDataTable dt_2 DataTable 抽出結果を格納するDataTable ◆記号 記号 役割…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(抽出結果が0行の場合の対処法)

<実行エラー> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' ").CopyToDataTable ※Assign(代入)アクティビティで実施 上記式を実行した際、Selectの抽出結果が0行の場合、「ソースには、DataRow が含まれていません。」とエラーが表示されます。 <対処法> 上記デ…

理解の一助|【エラー対応:Excel編】『別のプロセスで使用されているため、プロセスはファイル~』の対処法

<対象法①> 処理で使用するファイルが開かれてないかご確認下さい。 ※自身で開いていなくても、他の方が該当ファイルを開いている可能性があります。 <対象法②> タスクマネージャーでExcelのプロセスが残っていないかご確認下さい。 ※タスクバーにExcelが…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドでソートのみを行う

<基本フォーマット①:ASC(昇順)バージョン> dt_2 = dt_1.Select(" '1' = '1' ","[■■■] ASC ").CopyToDataTable <基本フォーマット②:DESC(降順)バージョン> dt_2 = dt_1.Select(" '1' = '1' ","[■■■] DESC ").CopyToDataTable ※Assign(代入)アクティ…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(ソートあり)

<基本フォーマット①:ASC(昇順)バージョン> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' ", "[■■■] ASC ").CopyToDataTable <基本フォーマット②:DESC(降順)バージョン> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' ", "[■■■] DESC ").CopyToDataTable ※Assign(代…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(複数条件)

<基本フォーマット①:AND バージョン> dt_test_2 = dt_test_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' and [■■■] = '×××' ").CopyToDataTable <基本フォーマット②:OR バージョン> dt_test_2 = dt_test_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' or [■■■] = '×××' ").CopyToDataTable ※…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する(変数の利用)

<基本フォーマット> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] = '" + str_1 + "' ").CopyToDataTable ※Assign(代入)アクティビティで実施 ◆変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTable 全データを格納しているDataTable dt_2 DataTable 抽出結果を格納するDataTable str_1 Str…

理解の一助|【DataTable】Selectメソッドで任意のデータを抽出する

<基本フォーマット> dt_2 = dt_1.Select(" [●●●] = '▲▲▲' ").CopyToDataTable ※Assign(代入)アクティビティで実施 ◆変数 変数名 型 備考 dt_1 DataTable 全データを格納しているDataTable dt_2 DataTable 抽出結果を格納するDataTable ◆記号 記号 役割 説…